同窓会長挨拶

旭川医科大学医学部医学科同窓会会長

旭川医科大学医学部医学科同窓会

会長 原渕 保明

(第4期生、学長補佐、耳鼻咽喉科・頭頸部外科学講座教授)

就任のご挨拶

去る2017年6月14日の同窓会幹事会におきまして千葉会長の後を受け、第5代目の会長に就任いたしました。身の引き締まる思いを持ちながら今後の同窓会の発展に全力を尽くす所存であります。どうかよろしくお願い申し上げます。

わが同窓会は1979年4月1日、第1期生の卒業とともに設立され、初代会長として吉田晃敏先生(第1期生、現学長)が就任いたしました。1981年4月1日、吉田会長の米国留学に伴い、斎藤達也先生(第1期生)が第2代会長に就任した後、1983年4月1日、帰国した吉田先生が再び第3代会長に就任しております。その後、2000年6月22日、千葉茂先生(第1期生)が第4代会長として就任、そして2017年6月に副会長を17年間勤めていた私が会長に推挙され、幹事会にて承認されました。副会長としては、坂本尚志先生(第2期生)が31年間に渡り歴代の会長を支えて参りました。

2017年4月現在、正会員数は設立時の78名から4085名にまで成長し、主な活動の場は、道内59%、関東15%、関西3%、海外0.5%となっています。2014年には「学生会員」制度を設け、在学生とのコミュニケーションと支援事業をより充実・拡大し、在学時から同窓生としての認識と誇りを共有することが目的です。それに伴い現在総会員数は4822名までになりました。私が副会長に就任した2000年の会員数は約2300名であったことと比較すると、この17年間で会員数が2倍以上に増えたことになります。2000年までの主な同窓会事業としては、同窓会誌発行、名簿管理、在学生支援でしたが、現在の主な事業は、

 

  • T.医学奨励賞(学術奨励賞・特別奨励賞)の授与    
  •               (2001年設立、2016年まで16回実施)
  • U.同窓会誌の発行(1980年創刊以来、2016年まで34巻発行)
  • V.後期臨床研修・専門医養成に係る情報交換会の実施   
  •   1)旭川医大病院医師臨床研修プログラム説明会・情報交換会の共催   
  •   2)二輪草センター主催入局説明会の共催   
  •   3)卒後臨床研修症例発表会での軽食・飲料提供
  • W.全国の各地区支部への支援   
  •   1)熊本支部会員への熊本震災支援金提供(2016年)   
  •   2)札幌で行った懇親会への支援(案内状送付、会長の出席、2017年)
  • X.在学生への支援   
  •   1)医大祭への資金援助   
  •   2)医師国家試験受験への資金援助   
  •   3)卒業生への記念品贈呈
  • Y.ホームページ・オンライン住所禄の管理・更新
  • Z.その他、会員の福利厚生に関する事業
  •  

    など、数多くの事業を営むようになりました。会員の規模、その活動内容からみても、現在の同窓会は大きな社会的地位と責務を有する組織となりました。また、2年後の2019年には、同窓会創立40周年を迎えます。その記念事業を成功に導くことが、任期中の大きな責務と感じております。

    このような事業を滞ることなく施行するため、就任してからの2ヶ月間に、1)執行部体制の強化、2)事務局の整備、を行いました。

    1)執行部体制の強化:今まで会長1名、副会長2名および学内にいる幹事数名を中心とした執行部体制を改定し、大きく組織化しました。前執行部が誕生した2000年当時は、本学の教授には同窓生が4名(吉田現学長、千葉、坂本、原渕)しかいませんでしたが、17年後の今、本学の教授には同窓生が20名占めるようになりました。また、旭川医師会においても副会長や理事などの要職にいる同窓生も多数います。このような同窓生にも同窓会事業活動にご尽力いただき、副会長5名、会長補佐10名体制で、会務の分担化(会員支援担当、広報(会誌、HP)担当、総務担当、財務・会計担当、会員情報担当など)を図りました。

    2)事務業務の外部委託化:ここ数年、事務職員の退職、交替による事務業務の停滞が問題となっていました。事務職員は2名(午前のみ勤務)体制で行っていましたが、昨年は累計4名が退職、交替しています。そこで、外部への事務業務委託(旭川市内の印刷出版社)を図りました。事務局は大学内に現在使っている部屋を継続して利用しますが、電話対応時間は回線転送によって9:00-17:00となります。また、HP・オンライン住所禄の管理、同窓会誌作成業務、財務・会計管理を一元化することによって経費や業務効率の改善が図られます。

    また、現在抱えている企画と課題としては、

    1)同窓会創立40周年記念事業(2019年): 2009年8月、同窓会創立30周年記念事業として、千葉会長が中心となって、主に4つの事業、1)30周年記念式典・祝賀会の開催、2)30周年記念講演会の開催(聖路加国際病院理事長:日野原重明氏)、3)同窓会シンボルマークの制定(グラフィックデザイナー・版画家:遠藤享氏)、4)30周年記念誌の発刊、を行いました。  2019年には同窓会創立40周年となります。会員数が5000名近くに成長した同窓会の記念事業として、会員の皆さまから数多くの企画案を頂戴いただければ幸いです。

    2)同窓会財務の改善・安定化:同窓会の財務は、いうまでもなく同窓生からの年会費や終身会費で成り立っています。残念なことに、ここ数十年に渡り、会費納入率(会費納入会員数/全会員数)は30%程度に留まっています。毎年12月に送られてくる同窓会誌には会費振り込み用紙も添付されていますので、どうか納入いただけますようお願い申し上げます。また、クレジットカードなど、より容易な他の納入方法も検討中であります。

    先に述べましたように本同窓会も、2019年には創立40周年を迎え、会員数が5000名を超える組織になります。建学の理念である地域医療・地域社会への貢献のみならず、全国や海外への医学界・医療界への影響力を一層強化し、大きく展開できる組織にしなければなりません。そのためには、全国や海外で活躍している会員を含めて個々の同窓会員全員が共通の理念を持ち、一丸となって行動することが重要です。どうか、本同窓会の発展と会員の活躍に、より一層のご支援、ご協力いただきますよう心からお願い申し上げます。

    2017年9月1日